テクナGPのトルザイトカスタム
ちょい放置気味ブログでおなじみのFANTASTIC SUPERMARKET🎶笑 書けよって感じですよね!
今夜は禁断のロッドカスタムについてです。
なぜ禁断かというと、製品として販売されているモデルはそのまま使わないといけない…という固定概念が巷にはあるらしく、やってはいけないことという認識の方が多いようです。
自分自身、カスタムを自分の手ですることはなく、熟練のウデのある方が作業を行ってくれるという前提でカスタムを行っています。
最初にカスタムしたのがいわゆるナビゲーターチューン。ほら!デジーノとかそういうのを手がけている神谷さんにソリッドカスタムをお願いしました。
その当時、野尻湖に入り浸りでしたからソリッドカスタムが必須だった割に市場に無かったのでそれらしいロッドをソリッド化をさせていました。
ここ数年、琵琶湖への釣行回数が増えてきて圧倒的に感じたのがタックルの古さというか性能の古さ。ちょっと前まではあまり感じなかったのですが、メインになる釣り方が変わるとタックルも変わってくるって事でストレス満点でした。
メインで使っていたタックルがテクナGP。これ随分と古いモデルなんだけど、ブランク自体はすこぶる良くて今でも輝ける素材なので、少し手を施すことにしました。
最初の1本目がテクナGP611MLP +Jというモデル。
結構だるくて、個人的には全然イケてなくてかなり二軍クラスのロッドでした。発売された時期としてはベイトフィネス系ロッドが発売されるちょっと前ぐらい。ロッドの長さとかテーパーは今風寄りなんだけど、ガイドがやっぱり古さを感じる系。
それをガイド小径化してガイド自体の自重も抑えるためにトルザイトを選択。
基本的にはブランクはガイドの数だったり色んな都合でテストされて製品化されるわけで、このカスタムが成功するかどうかはちょっとギャンブル。
マイクロガイドシステム化すると感度UP。
トルザイト化(軽量化)すると感度UP。
テクナGP611MLP +Jに対してのカスタムというかテクナGPシリーズに限定して言うとだる目の設定というかそういう特徴を持っているシリーズなので、だるさよりももう少しシャキッとはっきりとした感覚が欲しかったので結構ハマるモデルがあるんじゃないかと確信してカスタムを行ったわけです。
テクナって面白いロッドで天井や床でティップの調子を見たところでスペックの表面上の顔しか見せてくれない。他のロッドでもそうかもしれないけどテクナは特にその傾向が強いかな。
糸を通してキャストするまではあんまり明確な答えが出ない。
ちょっと長くなったので実釣を含めて続きはまた次回!